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鬼怒川に架かる豊水橋と土方歳三

↑は、茨城県南西部に流れる鬼怒川に架かる、現状の豊水橋(ホウスイキョウ)です。場所は常総市で、この橋の少し下流には、大正期まで「高瀬舟」の船着き場が有ったと言う。高瀬舟の最盛期は江戸時代ですが、やがては鉄道の敷設によって衰退してしまった。現在の鬼怒川は水量も少なく、舟が航行できる状況では有りません。その大きな原因は上流に大きなダムが造られた事によると言う。尚、橋の左端は「豊岡町と呼び高台」でし。即ち「縄文人とか弥生人」の遺跡も見られると言う。


昨日(14日)川辺を散歩したら「秋の虫達」が、盛んに合唱しています。その合唱とは牡が雌を呼ぶ声だと言うが、初秋の最盛期なのです。


↑は、江戸時代から続く「江戸屋」と呼び薬屋さんです。高瀬舟を利用して漢方薬や薬剤を江戸から仕入れ財を成したそうです。現在は、現在閉店中の様です。尚、ご主人が健在の時は、色々とお世話に成りました。


この常総市(旧水海道市)には、高瀬舟を利用し財を成した者も多いそうですが、現在その面影を知るのは「寺社」に残る石碑等でしょうか。高瀬舟で財を成した者は、その衰退と共に消え去る運命に有ったようです。


尚、幕末の「新選組フャン」の為に言うなら「彼の土方歳三」も、江戸から逃亡した時に水海道に一夜止宿した記録が残っています。

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