日本歴史と雑事記録

世界史と雑事記録

大災害が予想される時は!


↑は「平成27年9月10日」に起きた茨城県常総市の豪雨災害時に、天皇及び皇后陛下が決壊場所を訪問され犠牲者が出た方向に向かって黙礼するお姿です。両陛下は、大きな災害が起きた時に必ずお見舞いのご訪問されるのです。


ニュースで知ったが、わが国の総理大臣は豪雨が来ることを知ってか知らずかは知らないが、高級レストランで食事だったと言う。大きな災害を齎すだろうと予測される時は、緊急連絡と対策等を指示する為に、待機するのが総理としての大切な仕事だろうと思うのです。


日本列島には必ず「モンスーンがやってきて」時には、大きな災害を齎します。日本列島の地理的宿命と言っても良いだろう。一方では、このモンスーンは日本列島に緑の山野を恵んでくれ、昔から隣国の韓国のような禿山は見られません。緑の山野は、古来から「鉄の生産に寄与(木炭)し」産業の発展に寄与したと言われます。


今年の日本列島には低気圧が次から次に押し寄せ、日本各地のソチコチで河川の溢水や決壊を齎しています。この河川の溢水や決壊による被害の酷さと言うのは、見た者や体験した者にしか理解は無理かも知れません。最大の酷さは濁流によって我家が一瞬にして流されたり、土砂崩れによって我家が飲み込まれてしまう事です。今度の河川氾濫や決壊で、大きな被害に遭われた皆様には、心からお悔み致します。頑張って「再起して欲しい」ものです。


知人から聞いた話です。食事中だが、隣室から今まで聞いた事もない不思議な音が聞こえると言う。ナントした事か「畳が水で時々持ち上がっている音だと」と言う。どうやら河川が決壊し水が押し寄せたらしい。食事を中断し急いで二階に駆け上がったが、途中で部屋を見れば家具等もプカプカと持ち上がってる言う。連日の大雨だったし、注意報も出ていたが「マサか河川が決壊」するとは夢にも思わなかったと後悔の弁です。


あの鬼怒川堤防決壊時を知っているが、あの年(平成27年9月)の茨城県南西部を流れる鬼怒川筋には「雨雲が横たわり」四昼夜間雨天が続きました。雨量の合計が400mm以上有ったと記憶している。つまり降雨が300~400mm以上有れば「河川氾濫や土砂崩れ」が必ず有ると思えば良いようです。

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