日本歴史と雑事記録

世界史と雑事記録

フード(食品)ロスと「SDGs(エス.ディ.ジーズ)」


出典:「ひばり(2022,9月号)」から転載した。ひばりとは、茨城県の広報誌です。


街のスーパーに行くと「弁当、季節の果物、野菜類、鮮魚類、その他」等々が山ほど積まれて豪華です。しかし、それらの包装はビニール類が多く、又見た目に綺麗見える様です。売らんか!の商魂逞しさが感じられます。然しながら、それらの売れ残った商品類(果物、野菜、弁当等)と包装等は、必ず「ゴミと成って棄てられる」のです。それらの商品類はコロナ禍とロシアのウクライナ侵攻によって、物価高を引き起こしてると言う昨今です。特に高いと感じられるの、果物や野菜、弁当等でしょうか。


一例だがブドウ一房が、綺麗なビニール容器と綺麗な絵の描かれた包装紙で包まれ1,340円だと言う。女房が買ってきたが、こんな高いブドウは年金生活者の老年者には相応しく無いのです。高いブドウを食べたからと言って「長生き出来る」わけでは無いだろう。


「SDGs(エス.ディ.ジーズ)」とは、持続可能な開発目標と言うらしいが、これは環境汚染や資源消費等が続けば、近いうちに地球の成長が限界に達し「止まってしまう恐れが有る」から、それを意識して「少しずつでも行動を変えて行く」必要が有る。と言うものらしい。


先程の一房1,340円のブドウ等は、このSDGsには相応しく無い様です。街のスーパーを覘いて見ると、主に食品関係が(弁当も含め)このSDGsに反しているようです。茨城県では、「フードロス削減プロジェクト」を推進してると言う。このプロジェクトで、特に気に入ったものは「外食ロス」でしょうか。


店で余った「パンとか総菜(弁当)」等を消費者に提供するサービスです。何度でも言うが「一人親の家庭の夕飯はカップラーメンだと言う、幼い娘は食べているが母親は食べるものが無く、お母さんはナゼ食べないの?と娘は聞くそうです」この話を聞いて思わず涙が溢れ出ました。我が街にも、フードロス削減プロジェクトを立ち上げ「外食ロス」を推進して欲しいものです。


令和の現在に霊感商法(旧統一教会)が有って、一冊420万円の本を売る者が居ると言う。売る方も買う方も「普通の人では無い」ようです。カップラーメン一個の夕食との差が、余りにも大きいのです。

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